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伊予の大洲城と町風情
Ozu Castle and its castle town in Iyo
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大洲は鎌倉から江戸時代まで城下町として栄え、古い歴史と町の情緒から「伊予の小京都」と呼ばれています。肱川と久米川が合流する場所に築城された大洲城は、複連結式の天守を持つ壮麗な姿を川面に映します。
またこの町には、腰板張りの武家屋敷、なまこ壁や白壁の土蔵が多く見られ、城下町の風情が色濃く残っています。明治時代に建てられた数寄屋造りの臥龍山荘。同じく明治時代に建てられ、商業銀行のおもかげを残したイギリス積みの赤煉瓦の「おおず赤煉瓦館」。そして昭和41年のNHK朝のテレビドラマ「おはなはん」のロケが行われ、今も昔の町並み情緒が残る「おはなはん通り」。
伊予の大洲は、山と川が織りなす小さな盆地ですが、古くからの文化が息づき、懐かしい情緒が訪れる人々の心にしみ入るような城下町でした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年10月17日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 32分