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ハスの四季
Four seasons of sacred lotus
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ハス(蓮)はインド原産で、池や沼に生える多年生の水草です。仏教と関連が深く、仏像の台座はハスの形をしています。夏の朝に水面まで花茎を立てて、3回繰り返して開花し、午後遅くには花を閉じます。そして4日目には、花びらが散るとか・・・。人生に似ている様です。しかし、清楚で純粋無垢な白いハス。優美でほんのりと桃色を帯びたハス。これらが緑の葉に覆われた池や沼の水面から、一面に姿を現した姿は、まさに楽園をイメージさせてくれます。
花が終わった後には、花床に緑いろの若い実が顔をのぞかせます、蜂の巣に似ていることから、別名のハチスは「蜂巣から」。なお、地下茎は泥の中をはい、その先端が肥大したものが蓮根(レンコン)です。食用としても、人に役立つ植物です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年09月18日
- 更新日
- 2016年09月23日 14時 19分