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シュウメイギクの四季
Four seasons of Japanese anemone
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シュウメイギク(秋明菊)は中国からの帰化植物で、本州、四国、九州に分布する多年草です。日本の気候にあった植物で、9月から10月頃に咲くことから、和名は秋明菊。しかし菊と云う名前がついていますが、キンポウゲ科のアネモネ属に分類されています。高く伸びた花茎につく、やや大型の白色〜淡紅色の花弁(実はがく)。白くて清楚な八重の花びらが、涼しくなった秋風にそっと揺れる姿は、気品があります。 花びら(がく)が散った後に、丸い黄緑色のものが、寒い風に耐えています。花言葉は「忍耐」。学名は、Anemone hupehensis var. japonica です。Anemone(アネモネ)はギリシア語で「風」の意味ですので「風の花」。またjaponicaは「日本」ですから、シュウメイギク(秋明菊)は、日本の風土と秋の情緒に適した植物と云えます。そして、四季があるわが国では、必ず春がおとずれ、秋には再びこの花が咲いてくれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年11月09日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 26分