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妙高高原、野尻湖の秋景色
Autumn scenery of Myoko Hilands and Lake Nojiriko
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野尻湖は長野県北部の妙高高原にあって、北信五岳に囲まれた周囲が約17kmの比較的大きな淡水湖です。砂間ヶ崎や松ヶ崎など6つの崎が湖に入り込んでいて、俯瞰すると丁度、芙蓉の葉の姿に似ていることから、別名は芙蓉湖。4万年前の氷河期に生息していた、ナウマン象の化石が発見されたことで有名な湖で、遊覧船が行き来してます。
今回訪れたのは秋雨の時で、周囲の山々や湖面は濡れていました。しかし秋の霧雨が立ち込めて、青くかすむ山並みに湖畔の黄葉や紅葉が映えていました。そして船は宇賀神社が鎮座する弁天島へ。島には朱色の鳥居、苔むした石の階段、湖面に浮かぶ石灯篭が・・・。また、鳥居のそばに立つ木にはツタが這い、その紅葉の赤さが雨に濡れて一層鮮やかでした。何だか立ち去りがたい湖畔の秋風情でした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年12月06日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 16分