癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

  標高2,305ｍの横手山は、長野と群馬の県境に位置し、志賀高原の盟主として名高い山です。スカイレーターとリフトで、容易に山頂に登ることが出来ます。今回訪れた10月末の朝、青空の下で頂上から見た雲海に浮かぶ山々は絶景でした。眼前の四阿山、白根山、冠雪した浅間山、シンボル的な三角形の笠ヶ岳。そして北アルプスに属する峰々が、連なって遠望できました。

　早くも雪を被った八ヶ岳連峰、御岳山、乗鞍連峰、穂高連峰、立山連峰、白馬岳などが、パノラマとなって見えました。また、浅間山の奥では、かすかに富士山も･･･。横手山の山頂からの眺望は、志賀高原随一と言われるのが、良く理解できました。目を下の方に向けると、薄くなりながら流れる雲間を通して、黄葉した山腹や麓の秋模様が、ひときわ美しく見えました。（潮 信輔）