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ミヤマシキミの四季
Four seasons of Japanese skimmia
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ミヤマシキミは関東以西の本州、四国、九州の山地や谷筋に自生する常緑の低木です。雌雄別株で、樹皮は灰色、楕円形の葉身は光沢があり、つるつるとしています。春の3〜5月頃、枝先にこんもりとした円錐の花序をつけます。よく見ると、白い4枚の花弁を持った5〜6mmの小さな花を密につけますが、目立ちません。これに対して、晩秋から冬にかけて赤く熟す実は、人目を惹きます。10mm弱の球形で光沢のある真っ赤な実たち・・・・・・。鮮やかな緑色の葉に囲まれて、10数個のツヤツヤした真赤な実が目立ちます。とくに冬、薄く積もった白い雪と常緑の葉に抱かれた赤い実の美しさ・・・・・・。寒い山林の中に現れた宝石のようです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年08月20日
- 更新日
- 2016年09月12日 15時 38分