TOP > テーマ別おすすめ画像 > ホトトギスの蕾から花へ
テーマ別おすすめ画像
ホトトギスの蕾から花へ
Toad lily: from bud to flower
/
ホトトギス属は東アジアに生息する多年生の草本植物で、地下茎を通して増えていきます。19種があり、そのうち10種は日本固有種であることから、日本原産と推定されています。名前の由来は、花びらにある紫色の斑点が、小鳥のホトトギスの胸毛にある斑紋に似ていることから。日当たりが弱い山野や半日陰の林などで自生することが多く、夏から秋にかけて、葉腋に数個の6弁花を咲かせます。古くから日本人に慕われてきました。秋の花として、生け花や茶花などに・・・・・・。今も山野草として人気が高いホトトギス。 山の縁や低い登山道の脇で、この花に出会うと、目は花弁とともに薄紫色で上を向く蕾にも惹かれます。花言葉は「秘めた意志」。また、初夏から晩秋まで咲き続けることから「永遠にあなたのもの」との花言葉も・・・・・・。味わい深い山野草です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年12月18日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 10分