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いろいろな場所から見た横浜港と港の見える丘公園の風情
Nice view of Yokohama Port and hill in Kanagawa pref.
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横浜港は日本を代表する港の一つで、新旧の桟橋が共存し異国情緒とロマンに満ちています。長く係留されている、かつての豪華外国航路の女王「氷川丸」。一方、新しい大桟橋からは大型客船が旅人を乗せて海原へ・・・・・・。また古い横浜港の桟橋を活用した象の鼻からは、港を巡る観光船が出入りしています。山下公園には「赤い靴はいてた女の子像」や多くの歌碑、インド水塔、ガス灯などの記念物があります。そして横浜港には歴史的な建造物が、落ち着いた風情を醸しだしています。夜景もロマンに溢れています。次々とネオンの色を変える、みなとみらいの観覧車、大桟橋に繋留し、青白く輝く大きな客船、定期的に点滅する横浜ベイブリッジ、その先にはオレンジ色に満ちた市街地が見えました。
横浜の景観として有名な「港の見える丘」は、公園となっています。この丘からは横浜港が一望でき、白銀色の横浜ベイブリッジの下を多くの船舶が通っていました。またこの丘の脇にはイギリス館があり、その広いイングリッシュローズガーデンには多種類のバラが咲き乱れ、その中には紫色のテッセンが4枚の花弁を開いていました。港の見える丘を少し下ると、旧フランス領事館跡があります。現在は建物はなく、石やレンガの壁だけの史跡となっているだけですが、小さな風車が横浜港からの風を受けて、方向を変えたり、回る速さを変えているだけでした。明治維新の前後に開港地として選ばれ、次第に異国情緒を漂わせながら発展して行った、往時の横浜の姿を垣間見せていました。
横浜港は昔も今も、何か胸をワクワクさせるロマンを運んでくれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年08月22日
- 更新日
- 2019年08月22日 09時 14分