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日光の「神橋」と「杉並木」
Shinkyo Bridge and row of pine trees in Nikko
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日光の山からの急流が集まる大谷川には、アーチ式で朱塗りの「神橋」が架かっています。東照宮、輪王寺、二荒山神社への参詣道として、日光の象徴となっています。歴史は古く、奈良時代に日光山輪王寺を創建した勝道上人に由来する逸話から、別名が「山菅の蛇橋」、「山菅橋」。その後、16年ごとに橋を架け替えることが慣例となり、その際、現在でも神事が行われるとか・・・・・・。
この神橋は、日光の山岳信仰の中心と見なされている「二荒山神社」に属しています。また、日光には多くの杉林や杉並木があります。何百年以上の老巨木、欝そうと繁る杉の森、参道脇に整然と並ぶ杉古木、日光街道の杉並木・・・・・・。苔むす古木たちは根元で融合し合い、助けあって歴史をつくっていました。そして朽ちた根元には、次世代の若い杉たちが育ち、植えられています。杉並木は日光の歴史と美観を、支えています。今後も支えあってくれるでしょう。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年02月26日
- 更新日
- 2016年09月26日 15時 51分