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針尾の瀬戸に架かる西海橋と新西海橋
Saikaibashi Bridge and New Saikaibashi Bridge
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日本の三大急流で名高い針尾(伊ノ浦)の瀬戸は、大村湾の外海と通じる出入り口です。そして狭い瀬戸を流れる潮は、急流で大小の渦が発生します。その上に架かる赤色の「西海橋」と水色の「新西海橋」。
赤色の「西海橋」は1955年に建設された長さ316.26m、海面からの高さ42mの鋼アーチの橋です。 当時は東洋一、世界第三位のアーチ橋であったとのことで、わが国の長大橋の元祖です。
水色の「新西海橋」は2006年3月に、赤い「西海橋」に面して造られました。現在の架橋技術を集めて建設された、長さ約300mの中路式のアーチ橋。車道の下に遊歩道が設けてあり、そこからさか巻く「うず潮」を見下ろすことができます。青い瀬戸の急流に湧きだつ身近な白い渦潮。いくつも重なりながら・・・、眼下を足もとを、下ります。
少し目をはなせば、針尾の無線塔や弁天島が見渡せます。赤と水色の2つのアーチ橋・・・、そして岬の間に流れる紺碧の海と大小の白い渦潮。そばの西海橋公園では、ピンク色したサクラの開花が始まっていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年04月29日
- 更新日
- 2016年09月26日 15時 31分