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奥日光「戦場ヶ原」の初夏と晩秋
Early summer and late autumn of Senjogahara Plateau in Oku-Nikko
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奥日光の「戦場ヶ原」は、標高1,400メートルの高地にある広大な湿原です。約2万年前に日光火山群の噴火で堰き止められた湖が、乾燥化や噴火による軽石などの流入と堆積により、長い年月を経て、湿原化したと考えられています。高山植物や野鳥の宝庫である現在の「戦場ヶ原」。四季おりおり違った姿を見せてくれます。 4年前に訪れた晩秋の「戦場ヶ原」に惹かれて、今回も訪れた初夏の「戦場ヶ原」。早朝の朝霧が山並みの麓に帯状に広がって、しだいに霧は晴れ新緑が目立ってきました。静寂の中にも穏やかな動きがあり、野鳥のさえずりも多くなっていきます。木道の傍では、ズミがピンク色の花を、そしてイヌコリヤナギが青白い花を開いていました。 今度訪れるときは、どのような姿をみせてくれるのでしょうか?「戦場ヶ原」は深い想い出を、美しい自然でさらに深くしてくれるところです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年07月21日
- 更新日
- 2016年09月26日 14時 37分