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夏緑陰期の信州「戸隠神社」の中社
Togakushi Chusha (The middle shrine) of Togakushi Shrine in summer
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戸隠神社は長野県の北部にあって、5つの神社からなります。平安時代から江戸時代の末期まで山岳密教の霊山として、全国から参拝者が訪れた所です。昔より「天の岩戸」伝説として、名高く知られて来た舞台。このうち戸隠神社中社は知恵の神様として崇められ、現在、学業成就、商売繁盛、開運や家内安全を願って多くの人々が来訪しています。 境内にある大きな鳥居、それを中心とし正三角形状に立つ樹齢800年を越すといわれる三本杉の古木は、とくに有名です。また古風で素朴な中に威厳と風格を漂わせる本殿。そのすぐ近くの森からは、白筋の滝が落ちてきて・・・、その音は野鳥のさえずりとも共鳴していました。 また戸隠神社中社の前には、坂道に面して多くの宿坊・旅館、竹細工店や戸隠そばの専門店が並んでいます。色濃く残っている門前町の雰囲気・・・。戸隠神社は自然の森に囲まれた澄んだ空気の下、山岳信仰の神秘さを体験できます。そして時をへて、再び来ることを心に誓わせる雰囲気に満ちています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年12月11日
- 更新日
- 2016年10月01日 16時 35分