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タマスダレ(玉簾)の四季
Four seasons of fairy lily: from flower to fruit
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タマスダレ(玉簾)は、南米のペルーを原産とする多年草で、寒さに強い常緑の球根植物です。濃い緑色で線状の細長くツヤツヤした葉が、直接、土から出てきます。道ばたや庭の隅で、いつの間にかひっそり顔を出して・・・。
7月〜10月に開花。一本の花茎に対して、花は1つだけが上向きに咲きます。白い6弁花です。和名は白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」にたとえたもの。地味な花ですが、寒さにも強く、群生すると見栄えがします。
花言葉は、「期待」、「潔白な愛」、「便りがある」とのこと。花の寿命は短いけれど、毎年、次々と咲き続けてくれるので、長期間にわたって楽しめるありがたい花です。花の後、緑色の3つの実になり、白茶色に変わり、やがて割れて、黒い種子が3個あらわれてきます。散歩がてらに、道端に咲く花がだんだん実や種子になって行く姿に、励まされます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年12月05日
- 更新日
- 2019年08月19日 17時 33分