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八重山諸島の「小浜島」景色
Obama Island in the Yaeyama Islands
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八重山諸島の「小浜島」は、石垣島から定期船で約25分のところにあります。珊瑚の島で、周囲は約17km。2001年に放送されたNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」で、いちやく全国的に知られるようになりました。この中で小学校への通学路として登場したのが、真直ぐな一本道の「シュガーロード」。周りはサトウキビ畑で、のどかで牧歌的な風景を揺らしながら、南洋の海風も渡ります。赤瓦屋根の集落の中には、ドラマでも使われた「こはぐら荘」もあります。珊瑚岩の石垣や井戸などが、八重山諸島の情緒を伝えます。 海岸と砂浜も素晴らしく、見る人の心を清め、励ましてくれます。とくにコバルトブルーの「細崎(くばざき)海岸」の美しさ。陽光を受けて、すじ状に変化するヒスイ色の海、真っ白な砂浜・・・、感動的です。そして小高い丘にある「ちゅらさん展望台」からの眺め。小雨が降る天気でしたが、ときおり雲間から射しこむ陽光で、海面の色が変化して行きました。青い帯状のところは、マンタが通る道で、通称は「マンタウェイ」。神秘的でした。丘のまわりは牧場で、草を食む黒牛たちが、のどかな気分を与えてくれました。 小浜島には、大きなリゾート施設「はいむるぶし」があります。沖縄地方の方言「南部星(はい・むる・ぶし)」に由来し、南十字星を中心とした星の群れを意味するとのこと。広い敷地には、水牛池、いろいろな植物、そして自然そのものの海岸が、魅力的でした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年12月31日
- 更新日
- 2016年09月26日 12時 21分