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八重山諸島「西表島」の「仲間川マングローブ遊覧」
Mangrove forest jungle boat cruise on the Nakama River in Iriomote Island
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西表島は島の大部分が山で覆われていて、その独特の動植物の生態系が色濃く残っています。その一つが、マングローブの林。マングローブは特定の植物名ではなくて、海水と淡水が混ざり合う浅い水域に生える植物群の総称とのこと。 西表島には日本産の7種類のマングローブの全部が見られるとのこと。とくに「仲間川マングローブ遊覧」は、仲間川の河口流域から奥深くまで続く亜熱帯の原生林とマングローブの群落を、身近に見ることが出来ます。国内では最大規模とのこと。タコの足のように、多くの根を水中から水底に生やした姿・・・・・・。地球の環境を護っていると思うと、“がんばって”と励ましたくなります。 また河口から約5kmの上流には、推定樹齢が約400年で樹高約20mの巨大な「サキシマスオウ」があります。日本最大のものと言われています。地面から垂直に伸び、曲がりくねった板のような根。板根とよばれ、一度見たら忘れがたい姿をしていました。やはり西表島は、固有種が生き続けているスケールの大きな秘境と云えます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年02月13日
- 更新日
- 2016年09月30日 11時 05分