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秋・紅葉期の羽黒山「出羽三山神社の門群と社殿、境内風情」
Dewa-sanzan Shrine in autumn
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出羽三山神社は羽黒山の山頂にあって、修験道を中心とした信仰の山である羽黒山、月山 湯殿山を合祀した神社です。まず出羽三山神社の石鳥居、総門(八脚門)、随身門を通り、そして杉並木の参道を登り・・・・・・いよいよ赤い鳥居をくぐると、そこにはこの三神合祭殿(国指定重要文化財)があります。萱葺きの木造建造物としては、我が国で最大とのこと。月山、羽黒山、湯殿山と書かれたの扁額が並んで掛けられ、拝殿や本殿の柱や欄干などには、豪華で絢爛な装飾がほどこされています。夕方でしたので、灯にほんのりと照らされて、信仰の場であるとの雰囲気が一層つのりました。 三神合祭殿の前には「御手洗池」があります。ここには平安から鎌倉時代にかけて、人々から奉納された銅鏡が埋納されていることから、別名が鏡池。また境内には多くの末社など、時代を語ってきた多くの建物が並んでいます。「切妻造りの鐘楼」と中の「日本有数の大きな古い鐘」など・・・・・・。すべてが歴史の古さを感じさせます。 今回訪れたのは晩秋の夕方。紅葉や黄葉に包まれた羽黒山は、山も参道も森も、自然と信仰が一体となっていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2015年06月05日
- 更新日
- 2017年07月10日 16時 44分