癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

旧樺太航路時代、稚内港の強風と高波は有名で、それらを防ぐために1931（昭和6）年〜1936（昭和11）年の5年間をかけて作られた高さ14メートル、長さ427メートル、柱の数70本の古代ローマ建築を思わせる半アーチ式ドームの防波堤。当時若干26歳の北海道庁技士・土谷実氏による設計。この完成により、昔はドーム前まで列車が来ていたので人々は濡れることなく乗船できたそうです。旧樺太時代を偲ぶ歴史的遺産として2001年には北海道遺産に指定されました。