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沖縄の「隆起珊瑚礁の石垣島鍾乳洞」と「珊瑚の海岸」
Ishigaki calcareous cave and coral shoreline in Okinawa
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石垣島鍾乳洞は、珊瑚礁が隆起して出来た石灰石の岩山が、長年にわたる酸性の雨水や地下水などによる侵食で生じた洞穴です。礁乳石の生長が日本一早いとのこと。内部は多彩で、多くの鍾乳石、石筍や石柱のほかに、サンゴや貝類の化石も存在しています。全長3.2kmと想像していたよりもずっと広く、未開発のところも多いとか・・・・・・。 沖縄は隆起した白っぽい珊瑚礁の島々からなるため、海の青さと多彩な珊瑚の岩や白い細粒とが織り成す景色は、見る人の心を惹きつけます。濃紺の海洋と島の境界線は美しく、エメラルドグリーンやコバルトブルーに。そしてその日の天気や陽光によって、日々刻々と変化してゆきます。また海岸では、珊瑚のかけらや砕けた白い細粒が、浜辺を白く輝かせます。 やがて月日は経ち、珊瑚の海岸や浜辺にも、植物たちが根付きます。浜風はこれらの花や葉を揺らし、沖からの白波は、今日も珊瑚の岩に当たり、しぶきが舞い上がります。白い渚では、さざ波が海草や貝殻を、今日もゆっくりと運んで来ます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年08月18日
- 更新日
- 2019年08月18日 07時 59分