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秋の金沢・尾山神社「金谷神社、神苑、記念像」
Autumn scene of Oyama-jinja Shrine in Kanazawa: Kanaya Shrine, gardens and monuments
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金沢にある尾山神社は、明治6年(1873)に建てられた金沢の總鎮守的な神社です。主祭神は、加賀百万石の藩祖である前田利家公。金沢城と兼六園の近くにあって、金沢文化の一翼を担っています。 境内には、歴代の藩主を祀る金谷神社、池泉回遊式庭園の神苑、また「利家公」と奥方の「お松の方」の像、利家公の金鯰尾兜などがあります。
金谷神社を囲むレンガ塀には、前田家の家紋である梅鉢紋が埋め込まれています。また奉納された力石は、前田藩の気骨を示しているようです。 神苑は拝殿の右側にある池泉回遊式庭園です。琴や琵琶など雅楽の楽器を模した橋、そして島を配した庭園・・・。その中でアーチ型石橋の図月橋は眼を惹き、異国情緒を感じさせます。
尾山神社とその境内は、そう広くはありません。しかし神門のギヤマンのステンドグラス、神苑にあるアーチ型石橋の図月橋などは、どこか独特の香りが漂い、金沢文化の一端を示しています。そして前田家との結びつきの強さを誇り、北陸の気質を物語っているようです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年07月05日
- 更新日
- 2016年09月23日 10時 39分