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秋の兼六園「門、外苑、周辺」
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金沢の兼六園 は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並んで、日本三名園の一つとして名高い大名庭園です。国の特別名園に指定されていて、「兼六園」という名前は、宋代の詩 人が著した洛陽名園記に記されている六つの景観(宏大、幽ひつ、人力、蒼古、水泉、眺望)を兼ね備えた名園であることに由来します。
広さ約3万坪にもおよび、約170年を費やして築庭された江戸時代を代表する林泉回遊式庭園です。多くの見所があり、春の桜、夏の翠、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季おりおりの風情に富んでいます。
秋の兼六園を訪ねました。青空の下、黄葉や紅葉に彩られた風情は、目にも心にもしみ込んできました。霞ヶ池畔の「ことじ灯籠と虹橋」、展望台から見た金沢の街並み、辰巳用水、苔むした石垣や木の根・・・。そぞろ歩きの茶屋通り、そこから見える金沢城の石川門と石垣・・・、晩秋でしたので、北陸の山はうっすらと雪に被われていました。近いうちに、冬の兼六園を訪れ、雪景色の風情に接して、懐かしい想い出を確かめようと思いました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2015年03月26日
- 更新日
- 2017年03月17日 14時 05分