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テーマ別おすすめ画像
秋霧の北海道「有珠山」

秋の北海道「有珠山」

有珠山「銀沼大火口」
有珠山の紅葉と秋霧
霧に包まれた秋の有珠山
秋霧と白煙の有珠山
秋の赤い実


秋霧と北海道「有珠山」
霧の有珠山とロープウエイ
霧の有珠山と秋の木立
霧の有珠山と秋模様
有珠山の紅葉と秋霧
霧の有珠山と秋模様
霧と有珠山「銀沼大火口」の白煙
ノイバラの赤い実


北海道・有珠山の「火口原展望台」と秋景色
有珠山「火口原展望台」
有珠山「火口原展望台」からの眺め
野草
山の黄葉・紅葉
有珠山「火口原」と外輪
有珠山の火口原と「銀沼大火口」
有珠山の「大有珠」
有珠山の説明版
有珠山の説明版
秋の有珠山と噴煙
秋の有珠山と岩間からの白煙
有珠山の斜面からの白煙
有珠山の火口原と「銀沼大火口」
秋の野草の実


北海道・有珠山の「銀沼大火口」と秋模様
有珠山の「銀沼大火口」標識
ノコンギク
有珠山「銀沼大火口」
有珠山「銀沼大火口」
有珠山の黒い外輪壁
有珠山の火口原と白煙
有珠山の火口原と外輪壁からの白煙
有珠山の白煙群
霧の木階段
秋の実と種子

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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北海道の有珠山は洞爺湖の南に位置し、 約2万年前から噴火を繰り返して成長した成層火山です。過去の100年間にも、4回の噴火活動が観測され、日本でも活発な活火山・・・。2000年3月に生じた大噴火は記憶に新しいところです。20〜50年程度の間隔で噴火し、火口の位置は噴火の度に変わるとのことです。
現在は標高737mの二重式火山で、直径は1.8km。この中にに大有珠、小有珠、有珠新山などといった、溶岩でできた円頂丘群が形成されています。 また山麓には、昭和新山、明治新山などの円頂丘群も有しています。
秋に訪れた有珠山は、霧と雲が流れ、それらを背景にして、火山に特有な白い噴気が重なっていました。まずロープウエイを経て、火口原展望台へ・・・。そこから見下ろす広大な火口原は、雄大そのものでした。火口壁から湧き出るような多くの白煙、大有珠の荒々しい岩壁から流れくる白煙群、そして中央の銀沼大火口からは、4−5筋の幅広い噴気がモクモクと立ち昇っていました。地殻から息吹出てきたこれらの噴気は、霧や雲と混じり合い、やがて曇り空に消えて行きました。
火口原を降りて行き、そばの斜面をみると、秋の草木は流れゆく霧の間から、黄葉や赤い実を見せたり隠したり・・・・。そして足下では、薄紫のノコンギクやコケ類が、霧に濡れながら、しっとりとした姿で清らかに、こちらを見上げていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年07月07日
- 更新日
- 2016年10月05日 08時 35分