癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　動物園は可愛くて比較的小さな動物たちが、親子や家族連れに人気です。何とも言えない動物たちの可愛い仕草、顔とくに眼の表情は、見る人々の頬を緩めます。

頬ずりし合い眠たそうなカピバラの親子、車道で遊んだり、足で毛づくろいをするシカ、バケツの中で憩う幼いヤギ、掘った穴の中で昼寝するウサギ、餌で頬を膨らませ、ちょこちょこと歩き回るいたずら好きのリス、餌に近寄るヒツジ・・・。

あどけないヒツジの子どもに近づき、餌を差し出したり頭を撫でる人の幼児、その表情は無垢です。そして幼い子を心配そうに見守り慈愛に満ちた親の顔。親子の情愛は、小さな動物でも人でも同じです。

暖かくて穏やかな風光の下、青空はたおやかに広がります。動物たちは今日も公園、牧場、自然の森で、家族や親子、友達と寄り添っています。それらを見る人々も、心身がしずかにゆっくりと浄化されてゆきます。（潮 信輔）