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日本各地の「柱状節理と滝(その1)」
Columnar joints of waterfalls In various parts of Japan(part 1)
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柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、玄武岩や安山岩に五角形ないし六角形の柱状の割れ目が生じ、蜂の巣に似た形を示した岩石の柱が集合したものです。マグマが冷えて固まる際に、収縮して生じ、これらが地表に流出した熔岩流の近くで、しばしば観察されます。北海道の層雲峡、福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞などが有名です。
柱状節理は火山活動や長い年月を経た地殻変動、風化などと関連していて、峡谷や渓谷で多く見られます。そして断層部やその近くで,柱状節理は断崖や岩壁として表出し、水流を伴うと、しばしば滝と共に美しい景観を造ります。幾何学的な柱状節理の並び、その傍を流れ落ちる白い滝筋。規模が大きいと、日本各地で「日本の滝百選」に選ばれていて、多くの人々が訪れます。
日本各地には北海道から鹿児島にかけて、多くの「柱状節理を伴った滝」があります。今回は「その1」として、高千穂「真名井の滝」、北海道「オシンコシンの滝」、肥前「白糸の滝」、伊豆「浄蓮の滝」、那須塩原「竜化の滝」を紹介します。自然が創った壮麗な柱状節理と白い瀑布・・・。「柱状節理と滝」の傍で、季節にそって咲く花や滝に濡れる苔たちにも、眼を向けて下さい。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年03月07日
- 更新日
- 2018年03月07日 15時 01分
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