〜自然と時間の流れの中に、癒し・憩いを見つける〜

癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

change language
  • 詳細検索
  • 分類一覧
  • 植物名一覧
  • 検索のヘルプ
  • ホーム
  • 更新履歴
  • このサイトについて
  • 医学からみた「癒しと憩い」
  • 癒し憩い画像データベース宣言

TOP > テーマ別おすすめ画像 > 秋の愛媛「岩屋寺」

テーマ別おすすめ画像

秋の愛媛「岩屋寺」

Autumn scenery of Iwaya Temple in Ehime prefecture (Shikoku)
/

岩屋寺(いわやじ)は、愛媛県久万高原町にある真言宗の寺院です。弘法大師と関係が深く、山号は海岸山(かいがんざん)。本尊は不動明王で四国霊場の第四十五番札所となっています。約4500万年前の奇岩が林立する岩山の中腹にあり、山そのものが本尊となっています。境内は山に向かって、天を突く礫岩の峰に挟まれた山岳霊場で、秋は紅葉の名所としても有名です。

さて山門をくぐって境内に至るまでには、600mもの急こう配の参道を登る必要があります。その途中には多くの石仏が単独で、あるいは階段状に置かれています。

 本堂は標高585m付近にあり、巨岩の中腹に埋め込まれるように建っています。荒い岩肌の岩壁が、まるで本堂を守るように・・・、その周辺には、仙人の行場であった洞穴が数ヶ所あります。その一つが穴禅定(お水供養所)。本堂の真下にある約20mの洞窟で、最奥には地蔵尊の石像が祀られていて、その下からは清水が湧いています。

 大師堂は本堂のすぐ近くにあり、岩からせり出すように建っています。宝形造、銅板葺で、国の重要文化財にも指定されています。

仁王門は奥の院へとつながる風格ある楼門で、古さと神聖さを感じさせ、不動明王立像が置かれています。

今回訪れたのは晩秋の岩屋寺。山門から境内までの坂の参道を、トボトボと疲れた足を前へ前へと進めました。有り難かったのは参道の傍の植物たちで、白と赤のサザンカ、紅いキクの蕾、ナンテンやフユイチゴの赤い実など、いろいろな秋の花や実が疲れを癒してくれました。そして濡れた苔の石に座った、赤い帽子の小さなお地蔵さんも、何かホッとする気分にさせてくれました。次いで辿り着いた本堂、大師堂や仁王門は、黄葉や紅葉の木々、青空、礫岩の岩壁に護られていました。岩屋寺が静寂に満ちた、山岳の霊場であることを体感しました。(潮 信輔)

 

登録日
2019年05月28日
更新日
2019年05月31日 13時 13分
分類・キーワード: 岩屋寺 礫岩峰 真言宗寺院 穴禅定 大師堂 仁王門 本堂(堂宇)第四十五番札所

「秋の愛媛「岩屋寺」」の画像リスト

「秋の愛媛「岩屋寺」」の場所

テーマ別おすすめ画像一覧に戻る

癒し・憩い 7つのテーマ

  • 四季の花々・植物の推移
  • 癒しの言葉
  • 時間の流れ
  • 水の流れ
  • 懐かしい風景
  • 名所・旧跡
  • 自然と動物

その他の画像

  • 癒しの動画
  • 文学と画像・一行四窓
  • 癒しの音楽
  • ご提供いただいた画像
  • テーマ別おすすめ写真
  • スタッフおすすめ写真
  • 過去1ヶ月に撮影された画像

関連ページ

  • 消化管医用画像DB
  • ボランティア活動の紹介
  • 生命の進化と宇宙・地球
  • 関連リンク
  • お問い合わせ

  • 全登録画像:枚
  • 植物の種類:種
  • 登録動画数:個

  • iyashi RSS


このページの一番上へ

Copyright 2016 © NPO法人癒し憩いネットワーク / 独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター All rights Reserved.