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別子銅山跡(産業遺産)「東平地区(マイントピア別子)ーそのIー」

別子銅山跡(産業遺産)「東平地区」ーその1−

夏の別子銅山跡「旧瑞出揚水力発電所」
夏の別子銅山跡「旧瑞出揚水力発電所の水車」
秋の別子銅山「索道基地跡と森」
秋の別子銅山「貯鉱庫跡」
秋の別子銅山「貯鉱庫跡の石組み」
秋の別子銅山・東平ゾーン「第三変電所跡外観」
別子銅山「第三変電所跡の漆喰壁」
別子銅山「第三変電所跡内のかまど」
別子銅山「第三変電所の煉瓦壁と碍子」


別子銅山「旧瑞出揚水力発電所」
別子銅山跡の旧瑞出揚水力発電所
マユミの実と紅葉
夏の別子銅山跡「旧瑞出揚水力発電所の水車」
別子銅山跡「森と川に囲まれた旧瑞出揚水力発電所」
別子銅山跡「旧瑞出揚水力発電所の屋根」
別子銅山跡「野草が蔓延る旧瑞出揚水力発電所の窓群」
別子銅山跡「斜めから見た旧瑞出揚水力発電所」


秋の別子銅山「索道基地跡と周辺」
秋の別子銅山「索道基地跡」
秋の別子銅山・東平ゾーン「索道基地跡」説明版
秋の別子銅山・東平ゾーン「索道基地跡」
秋の別子銅山・東平ゾーン「索道基地跡」
別子銅山跡で咲いたツバキ
秋の別子銅山・東平ゾーン「索道基地跡」
秋の別子銅山「索道基地跡」
秋の別子銅山・東平ゾーン「索道基地跡」
秋の別子銅山「索道基地跡」
秋の別子銅山「貯鉱庫・索道基地跡」
別子銅山「貯鉱庫・索道基地跡の説明図版」
別子銅山「貯鉱庫・索道基地跡の図版」


秋の別子銅山「貯鉱庫跡と周辺」
秋の別子銅山「貯鉱庫跡」
秋の別子銅山「貯鉱庫跡」
秋の別子銅山「貯鉱庫・索道基地跡」
アセビの蕾
秋の別子銅山「貯鉱庫跡の石組み」
秋の別子銅山「大きな貯鉱庫跡」
秋の別子銅山「紅葉と貯鉱庫跡の扉」


秋の別子銅山「第三変電所跡と周辺」
秋の別子銅山・東平ゾーン「第三変電所跡」
秋の別子銅山・東平ゾーン「第三変電所跡外観」
秋の別子銅山・東平ゾーン「第三変電所」
アキグミの実
秋の別子銅山「第三変電所跡への道」
秋の別子銅山「第三変電所跡と石垣」
秋の別子銅山「第三変電所跡」説明版


別子銅山「第三変電所跡の内観」
別子銅山・東平ゾーン「第三変電所跡の内観」
別子銅山「第三変電所跡の漆喰壁」
秋の別子銅山「第三変電所跡への出入口」
秋の別子銅山「第三変電所跡の天井」
別子銅山「第三変電所跡内のかまど」
秋の別子銅山「第三変電所跡の階段と部屋」
ガマズミの実
秋の別子銅山「第三変電所跡のガラス窓と壁」
秋の別子銅山「第三変電所跡のガラス窓」
秋の別子銅山「廃墟となりつつある第三変電所跡の内部」


別子銅山跡「第三変電所跡の外観」
秋の別子銅山・東平ゾーン「レンガ壁の第三変電所跡外観」
秋の別子銅山「第三変電所の電送碍子」
別子銅山「第三変電所床の電装器具」
別子銅山「第三変電所の窓枠と電送碍子」
別子銅山跡「第三変電所跡の煉瓦壁と窓枠」
ヤシャブシの実たち

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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別子銅山は愛媛県新居浜の山麓部にあった銅山で、1690年(元禄3年)から1973年(昭和48年)までの約280年間にわたって採掘されてきた銅山です。日本産業の銅生産と関連事業の近代化に寄与したことから、現在は産業遺産に登録されています。広大な銅山でしたので、大きく端出場(はでば)地区と東平(とうなる)地区に分けられます。
「東平」地区は標高約750mの山中にある地域で、マイントピア別子東平ゾーンと呼ばれています。崩れかけた多くの構造物が並び建つ外観から「東洋のマチュピチュ」と呼ばれ、産業遺産観光の目玉となっていています。そこには長い年月、風化の影響を受けても、貴重な産業遺産がが並んで現存しています。重厚な花崗岩造りの索道基地、高い石垣に囲まれた貯鉱庫、剝き出しのレンガの構造物、錆びて折れ曲がった鉄片、積み重ねられた岩の間に入り込んだ野草やコケ類など、年月を経た風化を示していました。また近くにある旧第三変電所は、秋模様の森に囲まれていました。重厚感のある煉瓦で作られた外壁、そこに残った電送用の碍子類・・・。中に入ると、二階への木の階段、灰白色の漆喰の壁、ペンキで塗りで固められた浴場の周り、炊事場のかまど、厚い窓ガラスなど、廃墟となりつつある生活の跡を偲ばせていました。しかし周辺の林や道端には、ピンク色のツバキに花が咲いていて、またアセビの赤い蕾、アキグミの赤い実、緑と茶色のヤシャブシの実たちが、廃墟の周りにあって、少し心を温かくしてくれました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年10月19日
- 更新日
- 2023年05月26日 14時 55分