癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

乗鞍高原の「３名滝」は、3,000ｍ級の北アルプスの南端に位置する乗鞍岳の中腹にあります。自然の森や岩に富む乗鞍高原・・・。秋の澄んだ大気の中で、苔むした原生の森を、渓流の音を聞きながら進むと、乗鞍三名滝とよばれる３っの滝が、それぞれ特徴ある姿で迎えてくれます。 　　まず「三本滝」は標高1,800ｍ付近にあって、日本の滝100選に入っています。小大野川、黒い沢、無名沢の３本の沢が並んで、それらから落ちる「三本の滝」は、色々の岩にあたって雄大に、あるいは繊細な姿を見せてくれました。　 　　次に「善五郎の滝」。落差２５ｍ、幅１０ｍで森が開けた所にあって遠くからもよく見え、水しぶきは傍の岩や植物をしっとりと濡らしていました。 

また「番所大滝」は、黒い岩が敷き詰めた中を落差４０ｍで豪快に落ちる滝です。水が、途中の岩に砕けて霧のようになり、滝壺からの瀑布とともに舞い上がる姿は、男性的でした。 （潮 信輔）