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ミツバツツジの四季
Four seasons of azalea with three leaves
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
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ミツバツツジ(三葉躑躅)は、関東から近畿地方にかけて分布する落葉の低木です。里山の雑木林や原野などに自生していますが、古くから春を告げる庭木としても植えられています。近縁のミツバツツジ類の総称で、真のミツバツツジは、5本の雄しべを持っています。名前の由来は、花が終わってから枝先に三枚の葉がつくことから。すなわちミツバツツジの特徴は、まず緑の葉が出る前に、紅紫色の花を多く咲かせることです。 花芽は赤色を帯び、白い軟らかい毛で被われ、やがて帽子を脱ぐように、ピンク色の蕾がふくらみ、春の陽を受けて開花します。とくに山地では、まだ他の木々が葉や花を付けていない中、鮮やかな赤紫の花で飾られたミツバツツジはよく目立ちます。また庭でも、その紅紫色の花の美しさは見事で、本格的な春を待ち望む人々の目を引きつけます。 さらに花の後は、葉の美しさでも楽しませてくれます。清い黄緑色で菱形状の3枚の葉。この時期になると、他の木々も葉を付けてきますので、ミツバツツジの緑葉はその中に溶けこみます。 そして夏には濃い緑色となり、秋には紅葉します。木枯らしが訪れるころ、3枚の枯れた葉は落葉へ・・・・・・。冬の厳しさを経て春先には、ふたたび枝先で赤味を帯びた花芽が、ふくらみ始めます。(潮 信輔)
- 登録日
 - 2014年04月29日
 - 更新日
 - 2025年01月30日 03時 06分
 
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