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アセビ(馬酔木)の四季(要 更新の為に画像選抜、要タイトル 昔に発信したもの)
Four seasons of Japanese andromeda
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アセビ(馬酔木)は日本固有種で、本州、四国、九州の山地に自生する常緑の低木です。古くから知られ、万葉集にもよく歌われ、日本人に親しまれて来ました。漢字の「馬酔木」は、馬が食べると神経が麻痺して、酔ったような状態になることに由来。3月ごろから咲き始めて、5月ごろまで白い壷状、釣り鐘型の花が多数、垂れ下がって咲き続けます。満開時には、白い花穂が幹を覆うように、見事に咲き誇ります。 葉は楕円形で枝先に束ねて生えます。若葉は紅色ですが、しだいに緑色が増して行き、濃い緑へと推移します。深緑で表面はつやがあり、冬、積もった白い雪にも忍耐強くて、雪の重みでしなった濃い緑の葉は風情があります。実は扇球状に垂れ下がります。アセビは花も実も長く留まる常緑の木で、人々に四季おりおりの姿を素朴に見せてくれます。夏にはすでに来春のつぼみを付けています。なお、園芸品種で花がピンクがかったものは、アケボノアセビと呼ばれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年06月14日
- 更新日
- 2022年02月17日 08時 56分