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カルスト台地「平尾台」の野焼き風情

平尾台の「野焼きと前後」

カルスト台地
不動
暴れ火
煙の中の飛翔
姿を変えた平尾台
野焼き後のカルスト台地
平尾台の羊群原と大平山
カルスト台地に咲くヤマジノギク


平尾台の「野焼き前」
そよぐ枯れ草
早春の平尾台と青空
山焼き前の平尾台
小さなドリーネ
枯草原


平尾台の「野焼き中」
山焼きの左右から押し寄せる炎
火付け役
山焼きの左右から押し寄せる炎
燃える枯れ草
広がる山焼きの炎
カルスト台地の山焼き
燃え広がり
カルスト台地の山焼き
燃え進む炎
炎龍
野焼き火
無抵抗な石灰岩
山道と焦土


平尾台の「野焼き直後」
末黒
末黒野
野焼き後のカルスト台地
燃えた老木
荒野


平尾台「秋の草原」
秋の高原を飾るススキと青空の白雲
カルスト台地に咲くヤマジノギク
カルスト台地の丘を覆う、野草と露出する石灰岩
ススキがそよぐ高原のカルスト台地
カルスト台地の青い野草
平尾台の羊群原と大平山

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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福岡の平尾台は日本三大カルスト台地の1つで、海抜714mの山の麓一帯に広がる高原にあります。白色を帯びた石灰岩が、無数に地表から顔を出し、多くの高山植物が自生してます。しかし、冬は枯れたススキや茅などが、薄茶色の枯葉や枯れ枝で草原一面を覆います。
そこで、冬場の枯れ草を無くして、害虫を駆除し、春萌えの牧草や春の植物の形成を促し、またカルスト台地の景観を保つ目的で、早春に大規模な野焼きが行われます。早春の風物詩である平尾台の野焼き・・・。毎年、多くのカメラマンや観光客が訪れます。のろしを合図に多くの所から付けられた火。またたくまに赤い炎の帯となり、風に乗ってバリバリと音を立てながら、高原の斜面を駆け上がります。また別の場所では台地を駆け下りました。やがて枯れ草の草原は、黒い絨毯を敷き詰めたように・・・。
やがて本格的な春とともに、スミレやセンボンヤリなどの新しい息吹を高原にもたらし、秋になるとススキや植物たちがカルスト台地を覆います。
平尾台の野焼きは、豪快さの後に、優しさを引き連れて来ます。そして毎年、季節が訪れ早春には、再び野焼きの風物詩が見られます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2017年05月24日
- 更新日
- 2017年05月24日 14時 54分