TOP > テーマ別おすすめ画像 > 深緑期の南会津「塔のへつり」
テーマ別おすすめ画像
深緑期の南会津「塔のへつり」

緑葉期の南会津「塔のへつり」

阿賀川と浸食の岩板
阿賀川に架かる吊り橋
烏帽子岩と護摩塔岩
阿賀川と浸食岩
春新緑の「塔のへつり」
塔のへつり
屏風岩
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」の説明図版

春新緑の「塔のへつり」


緑葉期の南会津「塔のへつり」遠景
阿賀川に架かる吊り橋
塔のへつり
塔のへつりと吊り橋
春新緑の「塔のへつり」
「塔のへつり」下流の景色
新緑の南会津「塔のへつり」
春新緑の「塔のへつり」と吊り橋


南会津「塔のへつり」の洞窟内「虚空蔵」
春新緑の「塔のへつり」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
「塔のへつり」にある洞窟内の「虚空蔵尊」
塔のへつり「虚空蔵尊」傍の風情
塔のへつり


春の南会津「塔のへつり」近景
「塔のへつり」の奇岩群
浸食痕
屏風岩付近の情景
浸食と風化を繰り返して
春新緑の「塔のへつり」
春新緑の「塔のへつり」と吊り橋
春新緑の「塔のへつり」と吊り橋
春新緑の「塔のへつり」
春新緑の「塔のへつり」
阿賀川と浸食岩

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
/
国指定の天然記念物である「塔のへつり」は、南会津を流れる大川が形成した渓谷の景勝地です。「へつり」とは、“川岸が切り立ったような崖”を言い、この地方での方言で“危険な崖”との意味とか・・・。この地帯は凝灰岩や凝灰角礫岩などが層をなしています。そして軟弱部が、100万年もの長い年月による風化や水の浸食によって削られ、洞窟や奇岩・怪岩を形成したものです。
全長約200mにわたって、屏風岩、烏帽子岩、九輪塔岩などの奇岩が並ぶ岸壁・・・。それらの岩の下は、岩肌に掘られたような自然の遊歩道となっていて、揺れる吊り橋につながっています。
吊橋を渡ると大きな舞台岩があり、その大きい岩の下は洞窟となっています。その奥には、宝暦3年(1753)に再建されたとされる本堂があり、虚空蔵尊が安置されています。柱状の断崖に並ぶ奇岩の群は、仏塔のように見えることから、「塔のへつり」には、古くから自然の奇観に対して、崇拝的な信仰があったと思われます。
今回訪れた「塔のへつり」は、山の濃い緑と河の真緑が同化していました。紅葉の時期にまた来ようと、この渓谷に約束しました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年03月17日
- 更新日
- 2018年03月21日 17時 15分