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わが国最初の禅寺「春の博多聖福寺(仏殿と本堂)」(要新タイトル、要画像再撮、要画像選抜、)
First Zen temple in Japan: Shofuku-ji Temple in Hakata (2)








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博多の聖福寺は鎌倉時代に、禅宗の開祖である栄西が中国の宋から帰国して創建した、わが国最古の禅寺です。また、栄西禅僧は、宋からお茶の実を持ち帰り、わが国に広めたことでも有名。聖福寺は臨済宗で山号は「安国山」。総門から入ると、広い境内に山門、仏殿、鐘楼そして奥には本堂が立ち並ぶ、典型的な禅寺の伽藍配置です。そのため庭園を含めて、境内全域が国指定史跡になっています。
そこでは野鳥のさえずりや木々の葉音が、凛とした禅寺の雰囲気をかもし出しています。仏殿(大雄宝殿)の屋根、柱、やや傾いた格子窓、透かし彫りや木の装飾が荘重な勅使門・・・。これらは歴史の長さと重みを、確かに語っています。
そして現在、秋夜の「博多灯明ウォッチング」では、「博多松囃子稚児舞」が仏殿の前にて、かがり火に照らされながら、荘厳に行われていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年01月21日
- 更新日
- 2024年03月14日 14時 26分