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わが国最初の禅寺「春の博多聖福寺(山門、鐘楼と総門)」(要新タイトル、要画像再撮、要画像選抜、)
First Zen temple in Japan: Shofuku-ji Temple in Hakata (1)













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博多の聖福寺は鎌倉時代に、禅宗の開祖である栄西が中国の宋から帰国し、源頼朝の支援を得て創建したわが国最古の禅寺です。山門には、後鳥羽天皇から贈られた「扶桑最初禅窟(日本で最初の禅寺の意)」の額が掲げられています。また、栄西禅僧は、宋からお茶の実を持ち帰り、わが国に広めたことでも有名。聖福寺は臨済宗で山号は「安国山」。
総門から入ると、広い境内に目立つ豪壮な二層の山門が・・・・・・。そして仏殿、鐘楼、奥には本堂が立ち並び、典型的な禅寺の伽藍配置が見られます。鐘は高麗時代に造られた朝鮮鐘とのこと。また、総門に続く築地塀の内側をなすのは、粘土、石や瓦などが塗り込められた「博多塀」。長い歴史の間には、戦乱や戦災が繰り返されたでしょう・・・・・・。しかし、それらに打ち勝って、聖福寺の山門、鐘楼、総門は荘厳さを、訪れる人々に語りかけます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年01月20日
- 更新日
- 2024年03月14日 14時 20分