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鎌倉の円覚寺の秋 ・冬・春(仮、要静止画選抜と再編集しその後更新で発信のこと、要タイトル、春動画編集有り、)
Engaku-ji Temple in Kamakura: from autumn to early spring


























































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鎌倉の円覚寺は1282年に、執権であった北条時宗が中国の宋から招いた無学祖元によって開山されました。鎌倉五山の第2位である臨済宗・円覚寺派の総本山の寺で、山号は「瑞鹿山」。以来、鎌倉五山文化や室町文化に大きな影響を与え、変遷を加えながらも現在では、広大な境内に多くの塔頭や寺院があります。
まず豪壮な山門(三門)。またこけら葺きの二層の屋根を持つ国宝の「舎利殿」。屋根の勾配と軒の反りの美しさで有名です。そして1301年に、小高い丘に建てられた国宝の洪鐘(梵鐘)は、素朴な風格に満ちています・・・・・・。そのほかにも、宝形造りの「佛日庵」、在家修行者の為の専門道場である「居士林」、創建当初よりある放生池の「妙香池」など・・・・・・。
禅宗の円覚寺は武家的であると同時に、禅の文化が随所に見られる質実な寺院です。とくに秋、黄葉した落ち葉の道、竹垣に寄りそったビナンカズラやマンリョウの赤い実、ロウダンツツジの紅葉など、植物たちも禅の文化に風情を添えていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2008年03月01日
- 更新日
- 2022年07月16日 18時 19分