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陶磁器の町「有田」の風情
Arita, the ceramic town
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全国的に「やきものの里」として有名な有田の町は、佐賀県の静かな山あいにあります。JR有田駅から上有田駅までの約4kmにわたって、メインストリートの両側には、陶磁器や関連する600もの店舗が建ち並び、壮観です。とくに毎年、ゴールデンウィークには「有田陶器市」が開かれ、町はお祭りのように大にぎわいとなります。店頭を飾る色彩豊かないろいろな陶器類・・・。日用の茶碗や皿から、壷や置物、安価なものから高額のものまでが訪れる人々の目を奪います。 窯元のシンボルとして煙突が並び、石畳の道や路地、焼きレンガを塗り込めたドンバイ塀・・・・。周りの山や森によく調和し、独特の雰囲気をかもしだしています。
そして古い陶器町としての家並みが残る有田は、「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されているとのこと。その他にも、有田の町には、陶器製の鳥居がある「陶山神社」、風格ある博物館や寺院などがあります。町の全体が、歴史と文化を抱いているようです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年08月04日
- 更新日
- 2016年09月30日 11時 52分