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春の陶磁器の町・有田「陶山神社」
Tozan Shrine in a ceramic town, Arita
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「陶山神社」は、全国的に「やきものの里」として有名な佐賀県の有田にあり、「有田焼陶祖の神」と呼ばれています。1658年、代官の命にて静かな山あいが広がる所に、「有田皿山宗廟八幡宮」として創建されました。以後、長い歴史を経ながら、白磁の焼物技法、有田焼の窯元や商人、そして有田の住民を守る神社として尊敬されています。 有田焼の神を祭る陶山神社には、有田の名工たちによって陶磁器類が奉献されています。とくに有名なのは、明治21年につくられた磁器製の大鳥居。白磁に淡いブルーで唐草模様が描かれています。そのほかにも陶磁器製の狛犬、大灯籠、大水瓶などが・・・・。急な石の階段や新旧の建物が相並び、他の神社には見られないような雰囲気が、漂っています。そして境内からは、窯元の煙突が立ち並ぶ有田の町が一望できます。(牛尾)
- 登録日
- 2012年08月15日
- 更新日
- 2017年06月03日 21時 35分