〜自然と時間の流れの中に、癒し・憩いを見つける〜
人はそれぞれ、心に触れる懐かしい風景をもっている。幼いとき遊んだ故郷の小川、格子窓の町並み、風で走る麦秋の穂波…。
それらを見たとき、おぼろげな、懐かしい記憶とともに、いろいろな思い出の風が静かに吹いて来る。楽しい、甘酸っぱい思い出が…。
その時、まぶたの奥では、懐かしい記憶が、周りの景色や風情に同化してくるのを感じる。
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胸を焦がして 探し歩いた古い蔵の街 何故か目頭が潤む
恋しくて、また逢いたくなる町並み 心身に響き渡り 思索をよぶ
食と健康を守って来た いろいろな野菜畑 人々に感謝します
麦、蕎麦、茶、ワサビの畑 我が国の食文化と共に 人々の心を育てます
天気の変化を受け止めてきた稲田 やはり田植え後の雨や水が似合う
岬や半島の段々畑 海と舟 柿やみかんの実 みんな助け合っている
人々の喜怒哀楽の手紙を預かった、各地の赤いポストたち、情緒を高めます
懐かしい棚田や畑が 違う景色に見えてきた 秋の里村は感傷を育てる
心に宿る里村は 似た風景を呼び寄せる そして人々に語りかける
風に揺れ風と走る 田畑の穂波 昔から続く原風景…