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水の流れ
豊潤なる生命の源
地球上の最初の生命は海から生まれたと言われています。また、人間の赤ちゃんも羊水に満たされた母親の胎内から誕生し、人間の身体の約70%(赤ちゃんでは約80%、成人では約60%)が水分でできています。このように水は生命の源であり、ふるさとといえます。
水の流れる音や感触に、私たちは無意識のうちに懐かしさを感じているのかもしれません。
出発点にして回帰点
太陽光により蒸発した海水は、雲を生成し、雨となり降り注がれる。
木々や草花を潤す。それは屋根からしたたる滴となり、河川や地下水を通り、再び海へ流れ出す。
地球に海が誕生してから、何万年と繰り返し循環している水。
私たちもその循環の一部であり、一滴であるといえるのではないでしょうか。
自然界の波長
寄せては返すさざなみ。
小魚が泳ぐ小川のせせらぎ。
水面に激しく打ち落とされる滝の衝撃音。
これらはすべて1/fノイズ・・「ゆらぎ」とよばれる固有の周波数を持っており、
「予測できない微妙な運動のズレ=ゆらぎ」が、自然界の一員である人間の生体リズムと同調・共鳴し、心を穏やかにさせるといわれています。