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スノーフレークの四季(蕾から実へ)
Summer snowflake: from bud to fruit






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スノーフレークは早春から初夏にかけて、スズランによく似た白い釣鐘状の花を咲かせるヒガンバナ科の多年草です。ヨーロッパ原産で、わが国には昭和の初期に渡来したとのこと。 和名はオオマツユキソウ(大待雪草)で、スズランスイセン(鈴蘭水仙)の別名を持っています。球根と葉の形がスイセン(水仙)に、花の形がスズラン(鈴蘭)によく似ているからでしょう。雪のように白い花で、寒さに強い宿根草です。 葉は幅が1cmあまりと細長く、線状でみずみずしい鮮やかな緑色です。やがて1つの花茎が葉の中央から伸びてきて、その花茎から、数個の釣り鐘状の花が、奥ゆかしく下向きに垂れて咲きます。そしてこの花の特徴は、6枚の花被片の先端部に、小さくて丸みを帯びた緑色の斑点をつけることにあります。清純で可愛いかぎりです。 花言葉は、「純粋」、「純潔」、「汚れなき心」や「慈愛」・・・。これらの花言葉が、本当によく合う姿と気品にあふれています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2009年07月27日
- 更新日
- 2023年01月18日 16時 35分