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カンナの四季
Four seasons of canna
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カンナは南北アメリカを原産とする単子葉で、多年草の球根植物です。日本には江戸初期に渡来したとのこと。鮮やかな赤、朱、黄色の花をつける夏を代表する花と云えます。太陽がよく似合う情熱的な花・・・。とくに真夏に太陽の光を浴びて、メラメラと燃えるように咲く真っ赤なカンナ。
葉は大きな単子葉で光沢に富み、青々とした長楕円形の緑色の葉は、原色的な花の色をよく引き立てています。
やがて秋、花はくすんだ朱色の桑実果に・・・。秋も深まると、黒褐色を帯びて、黄色くなった葉とともに、地面に帰ります。
そして次の春、同じ地面から黄緑色の葉が、ニョキニョキと巻くように顔を出します。その姿には、赤い花と同じようにたくましさが宿っています。
花言葉は「永続」、「快活」、「情熱」、「熱い思い」。よく言い表しています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年03月10日
- 更新日
- 2016年10月01日 15時 44分