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ナルコユリ(鳴子百合)の四季

ナルコユリ(鳴子百合)の四季

ナルコユリの芽吹き
ナルコユリの緑葉
ナルコユリの蕾
ナルコユリ

ナルコユリの花
ナルコユリの若い実たち
ナルコユリの若い実
ナルコユリの黄葉と黒い実
ナルコユリの説明板


ナルコユリの芽吹きから緑葉へ
ナルコユリの芽吹き
ナルコユリの若葉
ナルコユリの若葉
ナルコユリ
ナルコユリの蕾


ナルコユリの蕾と花
ナルコユリの蕾
ナルコユリ
ナルコユリ
ナルコユリの蕾と開花

ナルコユリの雄蕊と雌蕊

ナルコユリの花
ナルコユリの落花後


ナルコユリ「実の移り変わり」
ナルコユリの枯れゆく白い花
ナルコユリの若い実

ナルコユリ「花から若い緑実へ」

ナルコユリの膨らむ実
秋のナルコユ「黄葉と黒い実」
ナルコユリ「晩秋の実」


ナルコユリ「葉の移り変わり」
ナルコユリの若葉
ナルコユリ・アマドコロの斑入り葉
ナルコユリ・アマドコロの葉
秋の「ナルコユリの黄葉化」
晩秋のナルコユリ「黄葉と黒い実」

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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ナルコユリ(鳴子百合)は、山地の林や山野の草地に生える多年草です。東アジアに広く分布し、わが国でも本州〜九州に自生。和名の由来は、花のつき方が、田畑から害鳥を追い払う鳴子に似ていて、この様子を鳴子に見立てて付けられました。ただアマドコロとよく似ていて、見分けることは、しばしば困難です。
春、 土の面からナルコユリの芽は土の面から真直ぐに、力強く、顔をだします。 そして薄緑色の細身の若葉が、すくすくと伸び、愛らしいかぎりです。葉は笹の葉に似ていて、被針形で互生して2列になります。
初夏、花の時期を迎えます。 葉のわきから出る花柄が、枝分かれして、その先に、緑白色の長さ2cmくらいで、筒状ないし釣鐘状の花を、3〜5個つけます。ひとつひとつの花を見ると、筒の形をした花被片は6枚で、その先端部は分離しています。先の方は色が緑色を帯び、その姿と色合いは、控えめで可憐です。そして葉の下に、淡緑色の花が並んで、垂れ下がります。花言葉は、 「懐かしい音」、「あなたは為れない」、「元気を出して」、「心の痛みを判る人」など。
本格的な夏になると、花の後に青い大豆のような実が並んでつきます。そして茎は少し傾き、弓状にたわみます。やがて、果実は暗緑色となり・・・、しだいに球状の液果は、黒く熟します。
ナルコユリは花も実も、控えめな色で、愛らしい姿で、草原や林からのそよ風に揺れます。足をとめ、腰をおろしたくなります。見る人の心を、なぜかホッとさせてくれます。ナルコユリ(鳴子百合)は、大切な人に見せたくなります。(潮 信輔)
- 登録日
- 2021年09月09日
- 更新日
- 2021年09月10日 17時 17分