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ナルコユリ(鳴子百合)の四季

Four seasons of Polygonatum falcatum(Solomon’s seal )
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 ナルコユリ(鳴子百合)は、山地の林や山野の草地に生える多年草です。東アジアに広く分布し、わが国でも本州〜九州に自生。和名の由来は、花のつき方が、田畑から害鳥を追い払う鳴子に似ていて、この様子を鳴子に見立てて付けられました。ただアマドコロとよく似ていて、見分けることは、しばしば困難です。

 春、 土の面からナルコユリの芽は土の面から真直ぐに、力強く、顔をだします。 そして薄緑色の細身の若葉が、すくすくと伸び、愛らしいかぎりです。葉は笹の葉に似ていて、被針形で互生して2列になります。 

  初夏、花の時期を迎えます。 葉のわきから出る花柄が、枝分かれして、その先に、緑白色の長さ2cmくらいで、筒状ないし釣鐘状の花を、3〜5個つけます。ひとつひとつの花を見ると、筒の形をした花被片は6枚で、その先端部は分離しています。先の方は色が緑色を帯び、その姿と色合いは、控えめで可憐です。そして葉の下に、淡緑色の花が並んで、垂れ下がります。花言葉は、 「懐かしい音」、「あなたは為れない」、「元気を出して」、「心の痛みを判る人」など。

  本格的な夏になると、花の後に青い大豆のような実が並んでつきます。そして茎は少し傾き、弓状にたわみます。やがて、果実は暗緑色となり・・・、しだいに球状の液果は、黒く熟します。 

  ナルコユリは花も実も、控えめな色で、愛らしい姿で、草原や林からのそよ風に揺れます。足をとめ、腰をおろしたくなります。見る人の心を、なぜかホッとさせてくれます。ナルコユリ(鳴子百合)は、大切な人に見せたくなります。(潮 信輔)

登録日
2021年09月09日
更新日
2021年09月10日 17時 17分
分類・キーワード: 植物(草) ナルコユリ(鳴子百合) 釣り鐘状の花 多年草 6枚の花被片

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