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オキザリスの蕾から花へ
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オキザリスはカタバミ科カタバミ属の一年草ないし多年草です。半耐寒性で、春から夏にかけて開花しますが、暖かい場所では、ほぼ1年中、どこかで見かけることができます。園芸上はカタバミ属の植物のうちで、球根性の種類をオキザリスと呼ばれているとのこと。
葉は三枚でクローバ形しています。花色がピンクで、葉色が緑のオキザリスが一般的。しかし、色の変化に富んでいて、ピンク、赤紫、藤色、黄色、白色など多彩です。
5弁の花びらは、開くと船のスクリューの様な姿をしています。ところで開花するのは昼間だけで、夜は閉じます。曇りのときは、半分花びらを開けるか、閉じたままです。陽の光に敏感で、繊細な花・・・。早朝には夜露を抱いて、朝日があたると、それこそゆっくり、ゆっくりと花びらを広げて行きます。そして、陽光に暖められた真昼。5弁の花びらを開ききります。やがて陽が傾いて行くとともに、花びらをたたみ始め、夕方には蕾のようになり、眠りにつきます。
花言葉は「喜び」、「母親の優しさ」、「輝く心」など。一日の陽の光に敏感な花で、人の心を持ち合わせたような可憐で繊細な花です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年03月06日
- 更新日
- 2020年12月08日 08時 42分