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リビングストンデージーの彩り
Colourful livingstone daisy
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リビングストンデージーは南アフリカを原産とする一年草で、多肉植物に属します。茎は4〜5cmで、背が低い花が地表を這うように伸びてきます。名前は、アフリカ探検で有名な英国人のリビングストンの名前から付けられたとのこと。和名は葉が多肉質で花が菊に似ているため「サボテンギク」、また花が松葉菊に似ていて葉がへら状のため「ヘラマツバギク」。
この植物の美しさは、なんといっても花にあります。輝くような金属様の光沢をもった美しい花・・・。松葉菊に似て、にごりがない明るい色彩にあふれる花で、日光が当たると開き、雨の日や夜は閉じます。赤、黄、橙、薄紫、白、クリーム、ピンクなど、多彩な色があります。これら色彩あふれる満開の花たち・・・。まるでカラフルな花たちが、一面に広がったカーペットのように眼に入ります。
花言葉は、「瞳の輝き」、「華やかさ」、「賑やかな人」、「大成功」、「気前よく与える」など。いずれの言葉も、この花の特徴を言い当てています。たしかに気分を華やかに、豊かにしてくれる花です。
以前訪れた博多湾に浮かぶ能古島で、青い海を背景にして丘を埋め尽くすように咲いていたその美しさが忘れられません。それ以後、春の象徴として、このリビングストンデージーが花開くのを待つようになりました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年06月02日
- 更新日
- 2016年09月12日 13時 11分