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カワラナデシコ(河原撫子)の四季

いろいろな色と形のカワラナデシコ(河原撫子)

カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ

カワラナデシコ
カワラナデシコの説明板


カワラナデシコの四季
カワラナデシコ
カワラナデシコ
ナデシコ
ナデシコ
カワラナデシコ

カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ

カワラナデシコ
カワラナデシコ
なでしこ
カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ


白のカワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコ

エゾカワラナデシコ
エゾカワラナデシコ

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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カワラナデシコ(河原撫子)は日本、朝鮮、中国、台湾など東アジアに広く分布する多年草です。わが国では、主に日当たりの良い草原や河原に自生。そのほかに、路傍や山地の斜面、海岸の砂浜等でも生育しています。カワラナデシコとは、本種がしばしば川原に生えることから・・・、昔から日本の風土とよく合うようで、とても丈夫です。
秋の七草の1つであり、「やまとなでしこ」はこのカワラナデシコであるとのこと。高さ30〜50cmで、茎は根から叢生し節が膨らんでいます。葉は対生し、線形から線状〜披針形で、高さは4〜7cmほど。花期は6〜9月で、茎の先端部に、直径4〜5cmの花をつけます。花弁は5枚で、先がひらひらと糸状に細かく切れ込んでいるのが特徴。
日本の古名は単になでしこ(撫子)で、『万葉集』もよく詠われています。ナデシコとは、「なでるようにして大切にあつかう子、愛する子、愛児」の意として、皆に親しまれて来たのでしょう。深い濃い緑の、背丈の伸びた草の中から、チラッとのぞいているカワラナデシコの姿・・・。子の成長を見守りたい親の心にが和名にも表れているようです。
深い紅色の花弁で、その先が裂けて糸状に細かくなり・・・、秋のそよ風に揺れる姿は優雅で清楚そのもの。この花と姿は、「大和なでしこ」の慎ましやかな雰囲気を、たしかに感じさせます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年12月30日
- 更新日
- 2016年10月01日 15時 27分