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テーマ別おすすめ画像
春雨に濡れる新緑の奈良「談山神社」

新緑の奈良「談山神社」

拝殿の吊り灯籠
楼門
談山神社「十三重塔」と新緑の森
総社本殿


春・新緑期の談山神社「鳥居・参道・灯籠」
鳥居
正面入口
鳥居
石灯籠
石灯籠
幹分かれ


新緑の談山神社「拝殿・楼門」
談山神社楼門
楼門
談山神社の拝殿回廊
拝殿の吊り灯籠
談山神社「拝殿」の懸造り
拝殿の吊り灯籠
懸造りの談山神社「拝殿」
拝殿の吊り灯籠
色濃くなった青葉
拝殿シンメトリー
拝殿下
懸造りの談山神社「拝殿」


新緑の談山神社「十三重塔」
新緑のモミジと十三重塔
「十三重塔」と新緑の森
「十三重塔」と緑の森
「十三重塔」と新緑の森
権殿、十三重塔、神廟拝所
「十三重塔」と新緑の森


新緑のの談山神社「総社本殿・神廟拝所」
談山神社の「総社本殿」
談山神社の「総社本殿」
談山神社の「総社拝殿」
総社本殿
総社拝殿
神廟拝所
けまりの庭から
西宝庫


新緑の談山神社「比叡神社・閼伽井屋」
比叡神社
比叡神社
比叡神社末社
比叡神社
閼伽井屋
御破裂山からの山水

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良県桜井市にある神社で、神社のすぐ裏の山で、大化の改新の前に中大兄皇子、中臣鎌足が会って相談したという故事があることから、談山神社とよばれています。明治時代に行われた廃仏毀釈の影響を受けて、寺を廃し神社のみとなりましたが、寺院建築の建物が残っていて、神仏習合が今も色濃く残る独特の雰囲気を残しています。その代表的なものは十三重塔です。
また、森の中にあって、四季折々の森や木々の美しい変化を観ることができます。とくに秋の紅葉は有名で、多くの人々が訪れます。前回に観た秋の紅葉の情緒が忘れられず、今回訪れたのは小雨に濡れる新緑の春。 新鮮な黄緑色のモミジに包まれた参道の中、朱塗りの鳥居と長い石段を登って楼門へ。その楼門は透廊が本殿と拝殿を連結しています。懸け造りの拝殿は、廻縁をめぐらし勾欄を備え、軒先には多くの釣燈籠が並んでいます。廻廊に立ち、周りの新緑に抱かれ、緑の香りを乗せた山風を肌で感じながら、歴史の風に思いを馳せました。
広い境内には、歴史を経た建物が多くあります。新緑の森を背景に凛として立つ木造の十三重塔。そして鮮やかな多彩な色で飾られた総社本殿や神廟拝所、ひっそりと佇む比叡神社や末社群・・・。これらは春の小雨に濡らながら、周囲の新緑にいっそう映えていました。苔むした多くの灯籠たちは、緑の枝葉にひっそりと溶け込み、また滝の音にまじって野鳥のさえずりも聞こえて来ました。春雨に濡れ新緑に包まれた森閑の談山神社は、紅葉のころとは違った風情に満ちていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2021年03月11日
- 更新日
- 2021年03月13日 17時 54分