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テーマ別おすすめ画像
トウカエデ(唐楓)の四季

トウカエデ(唐楓)の四季

唐楓の若葉
トウカエデの花
トウカエデの花序
トウカエデの若い翼果
冬を越したトウカエデの翼果と春の芽吹き
緑葉で覆われるトウカエデ
トウカエデ

トウカエデ


トウカエデ(唐楓)「芽・若葉・蕾から花へ」
唐楓の芽ばえ
トウカエデの芽吹き
トウカエデの若葉
若葉
トウカエデの蕾
トウカエデの蕾と開花
トウカエデの蕾と開花
トウカエデの落花後


トウカエデ(唐楓)「翼果の移り変わり」
落花後の花柄と緑の翼果
トウカエデ「緑の翼果」
明瞭になってきた翼果
トウカエデ
冬のトウカエデの花序
トウカエデの翼果と種子

トウカエデ
トウカエデの芽吹き


トウカエデ(唐楓)「樹冠の移り変わり」
トウカエデの新緑
新緑期のトウカエデ
緑葉で覆われるトウカエデ
トウカエデ
冬のトウカエデの花序と樹冠

トウカエデ


トウカエデ(唐楓)「葉の移り変わり」
トウカエデ
トウカエデの若葉と蕾
トウカエデの緑葉と緑の翼果
サトウカエデの黄葉
トウカエデの落葉
トウカエデ

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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トウカエデ(唐楓)は中国原産の落葉する高木で、わが国には江戸時代に入って来たとのことです。樹皮は縦に割れて、短冊状にはがれます。そして成長が早く、紅葉も美しいので、多くは街路樹や公園樹として植えられています。葉と翼果に特色があります。
葉の推移を見てみます。対生する薄く光沢した長さ約5cmの葉。その基部は円形ですが、先の部は浅く3裂します。カエデの語源は「蛙手(かえるで)」から転じ、中国でも三角楓と書かれるとのこと。アヒルの水かきに似た形で、名の由来はよく理解できます。芽出し時の葉色は赤い桃色で、次第に黄ー黄緑ー濃い緑色をへて、秋には朱色に染まって行き、やがて樹木全体が紅葉します。
そして花が散った後、ふさふさとした可憐な果実たちが現れてきます。通常、一つの柄に10個以上の翼果が房状に垂れ下がります。一つ一つは、八の字状〜鋭角に開いた2枚の翼果。色も黄緑〜薄茶〜橙色と変化しながら、秋には灰白色に結実します。そして脱下する時は、翼があるので秋風に乗りつつ、くるくる回りながら・・・・・・。その無邪気な姿に、こころが和みます。また、前年の翼果と果柄は、次の世代の生育を見守るかのように、しばしば春先まで残っています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年10月23日
- 更新日
- 2023年10月23日 11時 47分