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テーマ別おすすめ画像
積雪期の浅間山の「溶岩原(鬼押出し園)」

積雪期の浅間山麓「鬼押出し園」

鬼押出し園から見た積雪の浅間山
熔岩原からみた浅間山と黒斑山
浅間山観音堂の仁王門と奥の黒斑山
雪の浅間山と麓の黒松
積雪と熔岩原
浅間山麓の「鬼押出し園」
「鬼押出し園」と積雪の浅間山


積雪期の浅間山と鬼押出し園
積雪の浅間山
積雪の浅間山・黒斑山と「鬼押出し園(溶岩原)」
積雪の浅間山
黒松の枝と浅間山
雪の浅間山
積雪の浅間山・黒斑山と麓の溶岩原


積雪期の浅間山観音堂
積雪期の浅間山観音堂の仁王門
雪が残る浅間山観音堂
積雪の溶岩群と浅間山観音堂
浅間山観音堂の仁王門
積雪と浅間山観音堂の仁王門
浅間山観音堂の仁王門と奥の黒斑山


積雪期の浅間山麓「溶岩原と木々」
積雪の浅間山「鬼押出し園」
積雪の溶岩原と山並み
積雪期の「溶岩原と山並み」
積雪と溶岩の間の小さな冬木立
溶岩と雪
雪の浅間山と麓の黒松
溶岩原の冬木立
雪の溶岩原と浅間山観音堂(右奥)
雪の溶岩原と植物たち
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浅間山は今から十数万年前より、活動を始めたのはと考えられています。その後、数えきれないほどの爆発と噴火を繰り返した結果、現在の三重式の姿が形成されたものです。とくに有名なのは天明3年(1783)の浅間山大噴火・・・。山頂火口から北方へ約5.5km、幅は800m〜2kmとされる広大な溶岩原を創造し、世界3大奇勝のひとつと言われています。
当時の人々は、この大噴火は火口で鬼があばれて、岩を押し出したに違いないと考えていたようです。この謂れから、見渡す限り一面に広がる溶岩原の中の景勝地は、鬼押出し園(おにおしだしえん)と名付けられています。そして園内には、東京上野の寛永寺の別院として浅間山観音堂が設置されていて、地球の自然の力のすごさへの畏怖と人々への安寧を伝えています。
今回訪れたのは3月。青空の下、寒い空っ風が吹きまわる景色でした。春の息吹はまだなくて、浅間山も黒斑山も雪で覆われ、熔岩原も白い雪と黒い溶岩が入り混じり、人影もほとんどありませんでした。その中で、観音堂の朱色の壁と常緑の黒松が、少しですが暖かみを運んでくれました。
浅間山の麓にも、本格的な春が、雪解けの春が、すぐそこまで来ていますよ。そして暑い夏には雪化粧の姿で、人々に涼しさを運んでくれることでしょう。(潮 信輔)
- 登録日
- 2017年07月17日
- 更新日
- 2017年07月17日 12時 38分