癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

霧で有名な摩周湖は、北海道の東部にあります。火山の噴火で出来た周囲が、約20kmのほぼ楕円形のカルデラ湖です。千島火山帯に属し、湖面は海抜351mのところに位置し、水深は約200mとのこと。そしてこの湖には流入したり、流出する川がないため、世界有数の透明度を誇っていいます。紺碧の湖水として有名です。　今回、秋で夕方から入り日にかけての摩周湖を訪ねました。第１展望台と第３展望台から、神秘な湖、摩周湖の風景を堪能しました。湖の東南の岸に聳える摩周岳は、アイヌ語でカムイヌプリ（神の山）と呼ばれる858mの山体で外輪山の最高峰。また湖面に浮かぶ湖面上の高さ25mの熔岩 からなる小さなカムイシュ島は、さざ波の中で静かにひっそりと立っていました。

そして、夕焼け空の下、いよいよ外輪山の縁に入り日が始まり,夕日は徐々に山際にかくれて行き、約７分で姿を消しました。それに従って、赤い空も次第に暮色となって・・・。静けさが増し、湖面を渡ってくる秋風に、寒さも乗って来るようでした。明日も良い日でありますように。（潮　信輔）