TOP > テーマ別おすすめ画像 > 冬・積雪期の湖東・西明寺「参道、千年杉、二天門と鐘楼」
テーマ別おすすめ画像
冬・積雪期の湖東・西明寺「参道、千年杉、二天門と鐘楼」

冬・積雪期の西明寺「参道、二天門、千年杉、鐘楼」

雪の西明寺「参道と本坊の塀」
雪を被る石仏群
冬積雪の西明寺「仁天門」
西明寺「仁天門の木仏(増長天)」
雪と鐘楼
西明寺「積雪期の夫婦杉」
湖東・西明寺の「境内案内図版」
センリョウの黄色の実


冬・積雪期の西明寺「参道の風情」
雪の西明寺「本坊の塀と石垣」
雪の西明寺「参道と本坊の塀」
湖東三山の西明寺「積雪の境内
」
雪を被る石仏群
湖東の西明寺「積雪の森」
湖東三山の西明寺「二天門と雪景色」
積雪の伝教大師尊像
雪を被ったセンリョウの実


冬・積雪期の西明寺「二天門」
冬の湖東・西明寺「二天門」
雪の西明寺「裏側から見た二天門」
西明寺「二天門の持国天」
西明寺「仁天門の木仏(増長天)」
雪の西明寺「二天門と石段」
雪の西明寺「二天門の大草鞋」
重要文化財「西明寺の二天門」表示
雪の西明寺「二天門と大草鞋」
雪とセンリョウの実


冬・積雪期の西明寺「鐘楼」
湖東三山「西明寺の鐘楼と積雪」
積雪の西明寺「鐘楼の屋根」
雪の「鐘楼と梵鐘」
積雪と枯れ紅葉
雪の西明寺「鐘楼と冬木立」
積雪の枯れ紅葉


冬・積雪期の西明寺「千年杉(夫婦杉)」
西明寺「積雪期の夫婦杉」
雪の西明寺「夫婦杉(千年杉)の説明版」
雪の西明寺「夫婦杉(千年杉)」
雪の西明寺「石段と夫婦杉(千年杉)」
雪を被るセンリョウ

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
/
西明寺は琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置する古寺です。山号は龍応山。平安時代の834年に、仁明天皇の勅願により開創された寺院で、金剛輪寺、百済寺とともに「湖東三山」(天台宗)の1つに数えられています。昔は、山内に17の諸堂、300の僧坊があったとのこと。今もその面影がつよく残っていて、「日本100の古寺」、「近江水の宝」に選ばれている古刹です。
今回、訪れたのは冬で積雪の景色に誘われるように訪れました。参道の両脇は雪が約5cmほど積もり、真ん中も人の足跡で踏みしめられて、ツルツルと滑りやすい氷の道となっていました。滑り止めが付いた靴で、注意しながら一歩一歩進み、本坊の茶色の塀を過ぎると右側に、雪を被った伝教大師尊像や石仏群が静かに立って居られました。お祈りし、坂の石段を進むと、霊木の千年杉(夫婦杉)が積雪にも負けずに、凛として真っ直ぐに立していました。
ゆっくりと参道の石段を上がって行くと、どっしりとした二天門が見え、その左右には持国天と増長天が迎えてくれました。その前には旅の安全を祈念するように大きな草鞋がかかっていて、旅の安全を願いました。二天門を通ると右側に鐘楼があり静寂を伝えていました。すぐ傍にある楓は冬木立となっていて、散り残った枯葉にも雪が積もっていました。また常緑樹の枝葉も積雪で頭を下げていて、周辺の森にも雪で覆われ、木枝に積もった雪が、時たまバサッと落ちてゆく音が響きました。
人影が少ない冬の西明寺は静寂の中、雪の風情に包まれていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2020年02月10日
- 更新日
- 2020年02月10日 12時 33分