TOP > テーマ別おすすめ画像 > 日本各地の「柱状節理と滝(その2)」
テーマ別おすすめ画像
日本各地の「柱状節理と滝(その2)」

日本各地の「柱状節理と滝(その2)」

春・新緑期の「華厳の滝と柱状節理」
秋の層雲峡「銀河の滝」(左)と「流星の滝」(右)
初秋の霧島「丸尾の滝と柱状節理」
秋木立と「龍門の滝」
エメラルドグリーンの滝壺と柱状節理
下呂「唐谷滝と柱状節理の岩壁」
岩間のスミレ


柱状節理と「華厳の滝」
春の「華厳の滝」全景
早緑の華厳の滝「柱状節理の岩壁と伏流水」
晩秋の日光「華厳の滝」滝口
華厳の滝の「岩の間から流れ落ちる伏流の滝筋」
晩秋の日光「華厳の滝」の岩壁と伏流滝
紫色の野草群生


柱状節理と層雲峡「「銀河の滝と流星の滝)」
秋の層雲峡「銀河の滝」(左)と「流星の滝」(右)
夏の層雲峡「柱状節理の岩肌」
層雲峡「銀河の滝」と柱状節理の秋模様
秋の層雲峡「流星の滝」
秋の層雲峡「銀河の滝と柱状節理の断崖」
層雲峡「銀河の滝」と柱状節理と黄葉
森の秋模様
トリカブトの実


柱状節理と「龍門の滝」
春の九重「龍門の滝」
晩秋の森と「龍門の滝」
「龍門の滝」の岩と柱状節理
柱状節理の岩床
晩秋の「龍門の滝」
「龍門の滝」の「柱状節理と流れ」
晩秋の九重「龍門の滝」傍の南天の実


柱状節理と「丸尾の滝」
初秋の霧島「丸尾の滝」と「柱状節理の岩壁」
初秋の霧島「丸尾の滝と柱状節理」
初秋の霧島「丸尾の滝の滝口」
霧島「丸尾の滝と岩壁の柱状節理」
霧島「丸尾の滝」
赤く光るサルトリイバラの実


柱状節理と「唐谷滝」「あかがねとよ」
秋の下呂「唐谷滝」と「柱状節理の岩壁」
柱状節理の岩壁と「唐谷滝からの渓流」
柱状節理の岩壁を流れ落ちる「唐谷滝」
柱状節理の岩壁と「唐谷滝の滝口」
小坂の名滝「あかがねとよ」と「唐谷滝」の標識
小坂の名滝「あかがねとよ」の「エメラルドグリーンの滝壺」
「柱状節理の岩壁」と名滝「あかがねとよ」
柱状節理の岩場と小坂の名滝「あかがねとよ」
エメラルドグリーンの滝壺と柱状節理の岩場
秋の赤いカマツカの実たち

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
/
柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、玄武岩や安山岩に五角形ないし六角形の柱状の割れ目が生じ、蜂の巣に似た形を示した岩石の柱が集合したものです。マグマが冷えて固まる際に、収縮して生じ、これらが地表に流出した熔岩流の近くで、しばしば観察されます。北海道の層雲峡、福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞などが有名です。
柱状節理は火山活動や長い年月を経た地殻変動、風化などと関連していて、峡谷や渓谷で多く見られます。そして断層部やその近くで,柱状節理は断崖や岩壁として表出し、水流を伴うと、しばしば滝と共に美しい景観を造ります。幾何学的な柱状節理の並び、その傍を流れ落ちる白い滝筋。規模が大きいと、日本各地で「日本の滝百選」に選ばれていて、多くの人々が訪れま
日本各地には北海道から鹿児島にかけて、多くの「柱状節理を伴った滝」があります。今回は「その2」として、日光「華厳の滝」、層雲峡「銀河の滝と流星の滝」、九重「龍門の滝」、霧島「丸尾の滝」、下呂「唐谷滝・あかがねとよ」を紹介します。
地殻の変動と永い年月の風雪と雨氷によって、造られて来た各地の柱状節理の岩壁と、その岩場から流れ落ちる滝・・・。濡れた幾何学的な柱状節理から成る岩場、白い滝口と青やエメラルドグリーンの滝壺、風格と地質の歴史を、音を立てながら語っています。そして近くでは、四季に添いながら、色々な野花や実たちが、滝からの飛沫や冷たい風に負けずに、たくましく世代交代をしています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年05月05日
- 更新日
- 2020年08月21日 09時 57分