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十二月の花と実・葉(がんサバイバー・クラブ 2018年12月 寄稿)
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初冬の12月となりました。いよいよ平成になってから、終わりの師走を迎えました。東西南北に弓状に延びる日本列島。雪の北海道から、まだ暖かい沖縄にかけて、各地の初冬の景色にも様々です。植物たちも色々の花を咲かせ、実をつけ・・・、落葉樹は黄葉や紅葉をまといます。
神奈川の寺家ふるさと村では紅色のサザンカが、鹿児島の与論島では紫色のブーゲンビリアが、多くの花弁で人々を惹きつけます。また福岡の市民の森では赤紫のツルリンドウの実が輝き、佐賀の七ツ釜では橙色のサルトリイバラの実たちが浜風に揺れていました。そして山口の常栄寺にある雪舟庭のそばで、カエデが枝いっぱいに、秋の風情を引き連れながら、黄色の葉を繁らせて垂れていました。これら日本各地の生えた植物たちも、平成最後の師走を、華やかな色合いで飾っているようです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年12月01日
- 更新日
- 2022年11月28日 14時 43分